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2026/09/29 19:00
10月1日で、ヌノニシタイ株式会社は創業1周年。
その節目に、
改めて私たちが何を考えてものづくりをしているのか、少しずつ書いています。
前回は、私がものづくりの現場に入って感じた違和感について書きました。
じゃあ、その違和感を感じて、
私はこれからどうしていきたいと思っているのか。
今回は、そんなことを書いてみようと思います。
こんなに手間も技術も必要な仕事なのに、
その価値が低く見積もられすぎているんじゃないか。
そんな思いが、
ヌノニシタイを始めた理由のひとつです。
では、その先に何を目指したいのか。
最近、少しずつ自分の中でも言葉になってきました。
ものづくりの仕事には、
完成した商品を見るだけでは分からないことがたくさんあります。
きれいに縫えていること。
同じ品質でつくり続けられること。
使う人のことを考えて、細かなところまで仕上げること。
一見すると当たり前に見えることの中にも、
つくる人が積み重ねてきた経験や技術があります。

私は、そういうものまで含めて、
ちゃんと商品の価値として伝えていきたいと思っています。
ただ「職人さんはすごい」と言いたいわけではありません。
手間をかけたことも、
技術を身につけてきたことも、
丁寧につくることも。
それがちゃんと価値として伝わって、
商品を手に取る理由のひとつになっていく。
そうなれば、つくっている人自身も、
「この仕事をしていてよかった」
と思えることが、少しずつ増えていくんじゃないかと思っています。
そして、その仕事を見た誰かが、
「ものづくりって、いい仕事だな」
と思ってくれたら、もっと嬉しい。

ヌノニシタイだけで、
ものづくりの世界を大きく変えられるとは思っていません。
でも、
一つの商品をつくること。
その背景を伝えること。
一人のお客様に知ってもらうこと。
その積み重ねなら、
私たちにもできると思っています。
今、私が目指したいことを言葉にするなら、
「つくることを、誇れる仕事に。」
これが一番近いです。
つくる人も、
それを使う人も、
ものづくりに込められた価値を、
ちゃんと感じられるように。
ヌノニシタイを通して、
そんなものづくりを少しずつ増やしていきたいと思っています。
次回は、
ヌノニシタイ株式会社として独立してからのこの1年を、
少し振り返ってみようと思います。
